ヘルプデスクとは、システムや製品について顧客が持つ疑問、不明点などを聞き、解決に導く仕事です。
何となく地味な仕事にも聞こえますが、実は縁の下の力持ちとして、非常に重要な役割を持ちます。
技術の向上によって現在まで沢山の機能を持つ機器が開発され、今も増え続けています。
その様々な機能やシステムを把握し、状況に応じた解決策を提供するのが、ヘルプデスクに求められる役割です。
ヘルプデスクは専門知識によって企業を支える重要な仕事であるため、その需要は年々高まっています。

ヘルプデスクは社内と社外にわかれていますが、そのやりがいはどちらも共通しています。
ヘルプデスクは臨機応変に対応できる知識や社内・社外に関わらず必要となるコミュニケーション能力、業務を効率的に進められる提案力などのスキルを養えるほか、人から感謝されつつ問題点を解決する達成感を得られる職業です。
人からの質問に答えることによって自分だけでは気付けなかった一面を知ることで、常に新たな知識を学べます。
また、知識と経験を重ねることで、ヘルプデスクとしてだけでなく、SEやプログラマーとしての新たなキャリアアップに繋げることもできます。
ヘルプデスクとして務めていく中で沢山の選択肢と可能性を広げることができるのも、大きな魅力の1つでしょう。

ヘルプデスクに向いているのは、人に教えることが好きな方や効率的な解決策を考えるのが好きな方、人の手助けをし感謝してもらうことが好きな方などです。
また、相手の要望と自分の認識がすれ違ってしまうとその分問題の解決は遠ざかってしまうため、質問をする人が何を求めているのか、言外の要望を察するスキルも重要となります。